ヒーローってなんだ?

ダルさんがヒーローになるために思った事を綴るblogです

地域活性化について

こんにちはダルです!

 

地域活性化については色んな人が、色んな取り組みをしている。

僕が、その言葉を初めて聞いたのは学生時代。

 

祖父がラーメンフェスティバルと言うイベントを実施してた頃。ひたすら地域活性化という言葉を使っていた。
その頃は人を集める事が地域活性化と思っていた。

 

 

その後、夢を諦めて帰郷し、結婚し、家業で働き始めて2年目に身体を壊し、入院した。
膵臓の病気と一生付き合わないといけないと言われていた。

 

同時期に長男が誕生し、出産に立ち会った。
肌色とは違うグレー色、産声には水分を含み、おっさんがうがいをするようだった。
衝撃という言葉がピッタリだが、抱いて顔を眺めていると衝撃が愛に変わる。

 

「この子のためなら死んでも良い」

 

それが街の見え方を変えた。

僕が小さかった頃は賑わっていた街が、今は静まり返っている。
楽しかった時代を思い出すと何でもあった。
サーカスも来てたし、映画館もあったし、劇団飛行船の着ぐるみ劇を毎年観ていた。

様々なキッカケが重なり、ダルライザーが誕生した。

 

 

その時、地域活性化とは何か考えた。
でも、街を変えるなんて出来ない。
何十年もかかる。

 

「そうか、子ども達に変えてもらおう」

 

と思った。
一人一人が、建築や芸術や食事や様々な分野で夢を叶える。そうなれば街は活気づく。
何を伝えればそうなるだろうか?

 

僕は壁にぶち当たって夢を諦めた。
でも、あのまま続けていたら、うまくいっていただろうか?


だったら「諦めるな」と伝えよう。

必ず壁にはぶち当たる。
絶対と言って良いほど転ぶ。
でも「立ち上がるんだ」と。
一生懸命頭使って、自分の夢を叶えた戦士たちが戦う場所が、この街であれば必ず活気づく。

 

それが
「努力と工夫で何度でも立ち上がれ」

 

ダルライザーの決めセリフになった。

 


子供以外にも届く。
同じように夢を諦めた大人にも今からでも立ち上がれる事を伝える。

 

映画を見てくれた同じ境遇の大人達は
「これは俺の物語だ」
と言ってくれた。

 

僕は親として、子ども達が作りたい世界を自ら作る。こういう気持ちを持ってくれたら本望。

 


今、何かを良くしようと戦ってる人達は皆【ヒーロー】だと思うし、そういう自分を自ら【ヒーロー】と呼んでほしい。

 

「私は○○したい!そんな私は○○業界のヒーローなんだ!」

 

これが地域活性化の根源だと僕は信じているし、それを伝えるのが“見た目ヒーロー”のダルライザーだ。

 

 

外側を見るか、中身を見るか。
それは自由。
僕が初めて名もなきヒーローでイベントに出た時に5歳の少年がそれを教えてくれた。
彼は正に【ヒーロー】だった。

この話はまた後ほど。