ヒーローってなんだ?

ダルさんがヒーローになるために思った事を綴るblogです

信頼→成長

こんにちはダルです!

 

なぜ、人は成長するのか?

昨日ブログを書いて、ふと色々と考えていた。

 

ハッキリ言って、僕は何もしていない。

何かしたかと言えば “信頼” して任せただけ。

 

この任せるというのも、確信はない。

僕が頭の中が忙しすぎて、そっちに集中できなかった。

 

その間、スタッフは僕に色々と聞いてくれたりしたし、答えられることは答えていたけど指示なんて出来ていなかった。

 

本人の “やってみよう” という気持ちそのものが大切なんだと実感した。

ヴィジョンを教えてくださいと言われた時も、そっちに傾ける余裕がなく

「そんなのわからない」と答えた時もあった。

 

僕が偉そうに「先なんて見えないのは誰でも一緒なんだから、自分で考えた事で良い」

なんて、スタッフからしたら放任主義もいいとこだ。

 

 

結果的に、やはり人は “自らやる” 以外にないと感じた。

指示をくれる上司がいたら感謝したら良いと思う。

それが自分のやりたい事を妨げているなら、実行して証明するか、そこから抜けて自ら立ち上がるしかない。

 

 

改めてその姿を見せてくれた事が、とても深い勉強になった気がする。


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※自主的に作ってくれた環境
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※作ってくれたスケジュール

スタッフの成長

こんにちはダルです!

 

ここ最近、嬉しかった事があります!

映画館を任せているスタッフの成長です。


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3日前に「ダルさんこれでいかがですか?」と映画のラインナップを含めた6月のスケジュール表をくれました。

 

そこに記載されているのは、彼が自ら電話し、交渉し、スケジュールも考え、プリントを作り、僕にくれました。

 

 

数カ月前にはダルさんのヴィジョン教えてください、それがわからないと出来ないと言っていました。

僕は映画館についてはヴィジョンから任せるから考えてくれて構わないと言っていたのですが、そこが掴めずにいました。

 

でも、いつの間にかこの数カ月でトンデモない成長です。

たった一枚の紙を見て思いました。

 

出てくる言葉も前向きだし理想的です。

誰かと比べるんじゃなく、昨日の自身を超える。

迷いながら考えながら、一歩一歩進んでいく。

そんな状態を乗り越えてきた事でしょう。

 

 

本当に、映画館は厳しい。

東京と地方では雲泥の差だそうです。

大阪でも1/10、大都市を除く地方だと1/100くらいしか映画館で映画を見る方がいないそうです。

 

でも、そんな場所に映画を見る文化を根付かせたい。そう思っています。

 

ラインナップを見て

「いいね、ここに●●(今後の作品)が加わったら何でもアリだね」

「ある意味、色がないですね。」

「むしろそれが面白い!」

なんて話をしました(笑)

 

ただでさえ、文化がないから趣味趣向なんてわからない。

だったら、尖った映画でも何でも。

そんな感じになりつつあります。

 

 

時代に逆行してるなんても言われます。

でも、映画は多人数で同一のものを共観、共感します。

なぜか隣の人が笑うと笑い、泣いてると、自分も感動してしまう。

一人で見てたら面白いと思えなかったものがなぜか面白いと思えたり。

それぞれ感想が違う事すら面白い。

 

これは映画館じゃないと味わえません。

 

コミュニケーションが不足する時代と言われる中、大切な何かがそこに残っていると信じています。

 

何よりまず、スタッフが成長してくれた事。これが映画館を作ってよかったなと思えた事でした。

 

後は明後日、5月26日から少しずつ色んな作品が増えていくので足を運んでもらえたら幸いです!

https://dharuriser.wixsite.com/cinema78

※HPアドレスが変わりました

 

0から生む=自分なりの接着剤

こんにちはダルです!

 

今日はYahoo!本社での白河物産PRに来ています!
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最近、頭を使う方が多くて考え込んじゃうとブログとかもすっかりフッ飛んで、いつの間にか時間過ぎてたってのが多いです。

 

0から生み出すってのは、アイディアに溢れかえる世の中で、まっさらの0って有り得なくて

何かを真似ても、必ず0の壁にぶち当たる。

 

色んな作品の色んな要素

色んなデザインの色んな要素

 

を集めたとしても、必ず自分なりの接着剤が必要になる。

 

そこが0。

 

どうやったらまとまるか

どうやったら繋がるか

 

など考えて、合わさった時に初めてオリジナルの1が誕生する。

 

そこが大変だし楽しい。

両親だし、自分

こんにちはダルです!

 

これはヒーローってなんだ?

の一つの答えです。

 

平成の仮面ライダー、ほぼ全部演じているスーツアクター業界の神様、高岩成二さんの呟きで見た

「僕は横断歩道しか渡らない」

をキッカケに僕もそうしようと思って以来守っている。

 

これをやってると自己肯定感が生まれる。

「俺はちゃんと守ってるぞ」って。

 

でも、それより気付いたのは

【些細な事が大切なんだ】

とそう思えた。

 

 

そうしたら見え方が変わった。

妻がヒーローに見え、子供達もヒーローに見え、周りの人がヒーローに見える。

言い方を変えれば長所というか、頑張ってる姿がありがたく見えるということ。

 

掃除、洗濯、炊事…etc

お勉強、親に与えてくれる癒やし…etc

 

 

これを若い世代に伝える時に使うのが

「君らの両親もヒーローなんだ」

と言うこと。

 

お仕事に行き、お金を稼ぎ、常に守ってくれる。これをヒーローと言わずしてなんというか!

 

そして日々勉強を頑張ったり、運動会の練習を頑張ってる君らもヒーローなんだ。

 

これがちゃんと伝わってたら、何でも出来る気がするし

「俺ってヒーローじゃね?」

って思える。

 

ヒーロー映画に出てくるような岩は持ち上げられないけど、ベンチプレス60kg→80kgになったってだけでヒーローに近づけた気がする。

 

 

これが大切なんだ。

5歳のヒーローが教えてくれたこと

こんにちはダルです!

前にも一度触れてるけど、再度詳しく

 

これは僕が初めてダルライザーの衣装を着て、イベントに出た時のこと

2008年の11月2日
“しらかわ食と職の市”というイベントが初のデビューだった。

 


名前募集のチラシを配っていたので、まだ“ダルライザー”という名前はなく、イベント会場では「ヒーローだ!」「おう!ヒーロー!」なんて声をかけられていた。

 

良い気分だった。自分はヒーローになったんだ!

 


※まだ実体がない頃の当時の名前募集ポスター。


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イベントも終盤の頃、3人の兄弟が近づいてくる。
5歳〜6歳くらいの男の子。
3歳くらいの男の子。
ベビーカーに乗った赤子(性別はわからない)

お兄ちゃんがベビーカーを押して、弟くんは横を歩いている。
お兄ちゃんが僕に近づいてきて声をかける。

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5歳児「すみません、握手してもらっていいですか?」

名無しのヒーロー(頷く)

5歳児「良いってよ!」

弟の手を引いてヒーローに寄ってくる。
お兄ちゃんがサポートし、弟の手を差し出す。
その後、ベビーカーを押してくる

5歳児「この子も良いですか?」

名無しのヒーロー(握手をする)

5歳児「良かったね」
と赤子に言う。

5歳児「僕とも良いですか?」

名無しのヒーロー(お兄ちゃんと握手をする)

満足げな笑顔
5歳児「カッコよかったね」

3人が去っていく。
5歳児がクルッと振り返り

5歳児「あ、あの。ありがとうございました」

ーーーーーーーーーーーーーーー

深々とお辞儀をする姿に、僕は感動していた。ヒーローと呼ばれ調子に乗っていた自分が恥ずかしくなった。

 

「彼こそヒーローじゃないか」

ここで目指すべきヒーロー像が変わった。

 

この時の募集チラシには、ダルライザーが武器を持っている姿が3DCGで描かれていた。


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でも、その時感じた事でダルライザーの設定は一変する。

 

ヒーローとは
【見た目でも、変身する事でも、強い事でも、年齢でもない。】
誰だって“何か”を持っていればヒーローになれる。

 

だからダルライザーは変身ではなく着替え、特殊能力も必殺技もなく、何度でも起き上がって立ち向かう普通の人間。

 

その“何か”が何なのかを僕はずっと考える。

 

お兄ちゃんは“優しさ・利他心”だった。

今、僕は“挑戦”をテーマにし、それを伝える講演会などをやらせてもらっている。

自らの“信念”があれば、人は誰でもヒーローになれる。

 

 

日本人は自己肯定感が低いと言われている。
“自分をヒーローだと信じる心”は、僕は自己肯定感を高める事が出来ると考えている。

それは初めて地元の高校での講演会をやらせてもらった時にいただいた高校生達の感想で感じた。(2012年当時:自分にも何かできるのではないかと思えた。等)

沢山の人の自己肯定感を高めるにはどうしたら良いか?


そう考えてヒーローショーをやってきた。でも10分〜20分というわずかな時間で一般にまで広げるのは難しい。
(コアファンは勝手にこちらのメッセージを誇大に受け取ってくれるので寧ろありがたい)

それの行き着いた先が“映画”だった。

 

講演会は機会が少ないし、対象も限られる。
勉強という側面が強いから退屈に感じる人もいる。(もちろん退屈しないよう工夫するけど)

楽しみながら観て、講演会と同じ効果が得られたら最高じゃないか!(しかも残るし)

そう監督に要望した。

 

 

あの5歳の少年に、いつまでも純粋な心を持ったまま育ってほしい。(というか子供はみんな純粋なんだ)
そのために僕らのようなヒーローがいる。

何歳になっても、起き上がり続ければ「あなたはヒーローなんだ」と伝えていきたい。

地域活性化について

こんにちはダルです!

 

地域活性化については色んな人が、色んな取り組みをしている。

僕が、その言葉を初めて聞いたのは学生時代。

 

祖父がラーメンフェスティバルと言うイベントを実施してた頃。ひたすら地域活性化という言葉を使っていた。
その頃は人を集める事が地域活性化と思っていた。

 

 

その後、夢を諦めて帰郷し、結婚し、家業で働き始めて2年目に身体を壊し、入院した。
膵臓の病気と一生付き合わないといけないと言われていた。

 

同時期に長男が誕生し、出産に立ち会った。
肌色とは違うグレー色、産声には水分を含み、おっさんがうがいをするようだった。
衝撃という言葉がピッタリだが、抱いて顔を眺めていると衝撃が愛に変わる。

 

「この子のためなら死んでも良い」

 

それが街の見え方を変えた。

僕が小さかった頃は賑わっていた街が、今は静まり返っている。
楽しかった時代を思い出すと何でもあった。
サーカスも来てたし、映画館もあったし、劇団飛行船の着ぐるみ劇を毎年観ていた。

様々なキッカケが重なり、ダルライザーが誕生した。

 

 

その時、地域活性化とは何か考えた。
でも、街を変えるなんて出来ない。
何十年もかかる。

 

「そうか、子ども達に変えてもらおう」

 

と思った。
一人一人が、建築や芸術や食事や様々な分野で夢を叶える。そうなれば街は活気づく。
何を伝えればそうなるだろうか?

 

僕は壁にぶち当たって夢を諦めた。
でも、あのまま続けていたら、うまくいっていただろうか?


だったら「諦めるな」と伝えよう。

必ず壁にはぶち当たる。
絶対と言って良いほど転ぶ。
でも「立ち上がるんだ」と。
一生懸命頭使って、自分の夢を叶えた戦士たちが戦う場所が、この街であれば必ず活気づく。

 

それが
「努力と工夫で何度でも立ち上がれ」

 

ダルライザーの決めセリフになった。

 


子供以外にも届く。
同じように夢を諦めた大人にも今からでも立ち上がれる事を伝える。

 

映画を見てくれた同じ境遇の大人達は
「これは俺の物語だ」
と言ってくれた。

 

僕は親として、子ども達が作りたい世界を自ら作る。こういう気持ちを持ってくれたら本望。

 


今、何かを良くしようと戦ってる人達は皆【ヒーロー】だと思うし、そういう自分を自ら【ヒーロー】と呼んでほしい。

 

「私は○○したい!そんな私は○○業界のヒーローなんだ!」

 

これが地域活性化の根源だと僕は信じているし、それを伝えるのが“見た目ヒーロー”のダルライザーだ。

 

 

外側を見るか、中身を見るか。
それは自由。
僕が初めて名もなきヒーローでイベントに出た時に5歳の少年がそれを教えてくれた。
彼は正に【ヒーロー】だった。

この話はまた後ほど。

ヒーロー学

こんにちはダルです!

 

カテゴリー作ったお知らせをしつつ

ヒーロー学ってのは

 

誰もがヒーローになれる考え方をメソッドにするために作ったものです。

と言っても、まだまだ自分の中に溜まったものを言葉や図にしていく段階ですが

 

これは3年前に、僕の面倒を見てくれる中小企業診断士の先生に勧められたのです。

「君は元気でる話をするから、誰もがヒーローになれる学問作ったら?」と。

 

 

学問って誰にでも当てはまらないと学問とは言わないそうです。

ヒーロー学を創り上げるんだ!って意気込みでそういう名前付けてます!