スタッフの成長
こんにちはダルです!
ここ最近、嬉しかった事があります!
映画館を任せているスタッフの成長です。
3日前に「ダルさんこれでいかがですか?」と映画のラインナップを含めた6月のスケジュール表をくれました。
そこに記載されているのは、彼が自ら電話し、交渉し、スケジュールも考え、プリントを作り、僕にくれました。
数カ月前にはダルさんのヴィジョン教えてください、それがわからないと出来ないと言っていました。
僕は映画館についてはヴィジョンから任せるから考えてくれて構わないと言っていたのですが、そこが掴めずにいました。
でも、いつの間にかこの数カ月でトンデモない成長です。
たった一枚の紙を見て思いました。
出てくる言葉も前向きだし理想的です。
誰かと比べるんじゃなく、昨日の自身を超える。
迷いながら考えながら、一歩一歩進んでいく。
そんな状態を乗り越えてきた事でしょう。
本当に、映画館は厳しい。
東京と地方では雲泥の差だそうです。
大阪でも1/10、大都市を除く地方だと1/100くらいしか映画館で映画を見る方がいないそうです。
でも、そんな場所に映画を見る文化を根付かせたい。そう思っています。
ラインナップを見て
「いいね、ここに●●(今後の作品)が加わったら何でもアリだね」
「ある意味、色がないですね。」
「むしろそれが面白い!」
なんて話をしました(笑)
ただでさえ、文化がないから趣味趣向なんてわからない。
だったら、尖った映画でも何でも。
そんな感じになりつつあります。
時代に逆行してるなんても言われます。
でも、映画は多人数で同一のものを共観、共感します。
なぜか隣の人が笑うと笑い、泣いてると、自分も感動してしまう。
一人で見てたら面白いと思えなかったものがなぜか面白いと思えたり。
それぞれ感想が違う事すら面白い。
これは映画館じゃないと味わえません。
コミュニケーションが不足する時代と言われる中、大切な何かがそこに残っていると信じています。
何よりまず、スタッフが成長してくれた事。これが映画館を作ってよかったなと思えた事でした。
後は明後日、5月26日から少しずつ色んな作品が増えていくので足を運んでもらえたら幸いです!
https://dharuriser.wixsite.com/cinema78
※HPアドレスが変わりました