こんにちはダルです!
初めて講演会をやらせてもらったのが、6年前、地元の高校生に向けてが初めてだった。
高校生達はダルライザーは知っているけど僕のホームページを見たことがない。
こんな状況、要は
“知ってはいるけど興味がない” 状態だ。
ところが話し終えたら全然違った。
※内容で個人を特定できないようなものを選んでおります。(感想は最近の物です)
上の感想なんて正に「ダルライザーの仕事に興味なかった」…ってエグってきます。
(結構凹む笑)
僕はショーに毎回テーマを設け、基本的には
“立ち上がる事の大切さ”
を訴え、これで街を活性化させたいと思っていた。
イベントでは握手などで子供たちが並ぶ。
だから僕は通じていると思っていたが、そうじゃない事を高校生達が教えてくれた。
(現実を見るって大切)
はっきり言って「ショーよりも講演会の方が街を変えられるんじゃないか!?」と思った事もある。
でも、じゃあヒーロー着てる意味ってなんだ?と…
そこで思いついたのが映画だ。
映像を観て、楽しんでいるうちに
まるで講演会のような効果があり
立ち上がる気分になれる。
そんなコンセプトで作ったエンターテインメントだ。
この映画を、昨年夏に白河で先行公開をした際に、当時講演を聞いてくれた子供達が観に来てくれた。
今では立派な成人になっている。
「当時、講演会を聞いて、あれ以来活動を見ております。僕も将来は○○を目指しています。映画のように立ち上がって、僕も必ず夢を実現します!」
そんな言葉をかけてくれて、目頭が熱くなる。
僕はこんな事を書いているが、成功者ではない。
まだまだ不安定な職業を、何とかしようと立ち向かっているチャレンジャーだ。
僕の映画も色々なチャレンジをしている。
“市民で演技やアクションをする”
無名の制作者が作って売り出すスタイルはアメリカのドラマも同様だ。
でも、これでは魅力が薄い。
この無理難題を何とかするために
指導者にはハリウッド映画アクションで活躍する方を呼んだり
主題歌をプロにお願いしたりした。
ストーリーも
ヒーローだけど、ヒーローじゃない。
悪だけど、悪じゃない。
“自分の立場に置き換えて誰かに感情移入できる”
リアルエンターテインメント。
そんなものを目指し、練り込んだ。
僕は自分の映画で街に変化を起こしたい。
非常に説明しづらいんだけど
白河を映画の世界にしたい。
舞台ではなく、世界。
だから実在の街を使い、実在の市民を使った。
映画を見て観光に来た時に、ラーメン屋に入ったとする。
隣にダイス(素顔)が座っていたとする
「(え?ダイスの人じゃん…私、この人が悪いことしてるの知ってる…)」
というドキドキを感じてほしいのだ。
ストーリーの世界に入る事の出来る実在の街。
※斜体の部分は話の本筋ではないので飛ばしてもOK※
映画のモチーフは実はバットマンだったりする。(ノーラン版バットマン)
当時ダルライザーを作成する時から、影響を受けている。
あのストーリーは正にゴッサムシティを守ろうとする“ご当地ヒーロー”の話だ。
敵を倒すのが目的じゃない、犯罪あふれる街を変えたい。その障害が敵なだけだ。
しかも敵もお金や支配が目的じゃなく、街を浄化する事が目的になっている。
敵には敵の理由がある。
だから正義 対 悪ではなく“正義 対 正義”
そんなジャパニーズバットマンを作りたかったわけだ。
僕が講演会でいつも最後に言うことは
「挑戦し続ける人がヒーロー」
何かを成し遂げた人はもちろんヒーローだ。
でも、犯罪を犯してしまう著名人も多い。
だから地位にあぐらをかくのではなく、挑戦し続けなければならないと考えている。
※この場合のヒーローは自分を鼓舞するために使う。
じゃあ挑戦って何なのか?
“未知の領域に足を踏み入れること”
だと思っている。
やったことのない事だ。
(自分がやった事ない事でいい)
人間は知っている事は安心して出来る。
でも知らない事には恐れが出る。
そこで前に進めるかどうかだ。
(今日、フグとか毒系の食べ物が美味しくいただけるのは、食った人がいるからだ:例えが悪い)
自分の才能、夢、願望をわからないと言う人もいる。
だったら良いじゃないか!わかんないなら色々やろうぜ!
このくらい軽いノリでやってみる。
するとその内、それに気付くことが出来る。
自分を実験台に、何がやりたいのか、何が出来るのかを試していく。
僕はそんなつもりで日々を過ごし
(先日のビリーズブートキャンプの話同様)
そして映画が出来上がった。
同じ人間だから、やろうと思ったらできる。
恐れは成長するための栄養だと思ったら良いと思う。
さぁ、未知の領域へ足を踏み入れよう!
※どうか池袋が成功しますように